フレンチブルドッグの毛色は大きくわけて、ブリンドル、パイド、クリーム、フォーンの4種類があります。
どの毛色のフレンチブルドッグもみんな可愛いですが、その中でも珍しい「ハニーパイド」とは、いったいどのような色なのでしょうか?
珍しい毛色「ハニーパイド」とは?
● ブリンドル(黒ベースに差し色が入るカラー)
● パイド(白ベースで黒や茶色が部分的に入ったカラー)
● クリーム(白系カラー、濃淡さまざま)
● フォーン(茶色系カラー、濃淡さまざま)
大まかな種類は、この4色です。
2017年現在の人気カラーは1番がパイド、2番がクリームとなっています。
他にも細々したカラータイプがあり、ハニーパイドもその中に含まれます。
「クリーム×パイド」の掛け合わせで生まれた、白ベースに薄いベージュが入ったフレンチブルドッグがハニーパイドと呼ばれます。
血統書の正式名称として、「ハニーパイド」と書かれることはなく、「パイド」や「ホワイト&フォーン」など、表記は様々です。
ハニーパイドが珍しい理由
ハニーパイドのフレンチブルドッグが珍しい理由。
それは、交配の仕組みにあります。
一般的に、色が白いほど肌が弱いため、皮膚疾患を起こしやすいと言われています。
そのため、ブリーダーは交配時に必ず片親に「ブリンドル」を入れる交配がなされてきました。
その時に生まれた「ブリンドル×クリーム(毛色はクリーム)」×「ブリンドル×パイド(毛色はパイド)」の掛け合わせで偶然生まれた「ハニーパイド」。
交配では狙った毛色を作ることは困難で、ある程度は運に任せるしかありませんので、珍しい毛色になるわけです。
じゃあ、「同じ親からたくさん産ませればいいんじゃない?」という疑問も生まれてくると思うのですが、フレンチブルドッグ出産が大変!とても大きなリスクを背負っています。
そのため、ほとんどが帝王切開でのお産となります。
帝王切開での出産は母犬に大きく負担がかかるため、そう何度も出産をさせられません。
珍しい割には、意外と見かけるハニーパイド
そんな経緯で産まれたハニーパイド。
とても珍しいはずですが、意外に数はたくさんいます。
それは何故か?
中には悪質なブリーダーもいて、ブリンドルの血を引かない、クリーム×パイドの組み合わせで交配している人もいるためです。
ハニーパイドを買う!と決めたら、信頼出来るブリーダーさんのもとで血統書付きの子を選んだ方が良さそうです。
まとめ
女豹かな?😂もうじきに登れそうだね😓3.4㌔#フレンチブルドッグ #ハニーパイド #frenchbulldog http://t.co/ZAa90oRvEt pic.twitter.com/zTqhQw6eGd
— Frenchie_Love (@Frenchie_Cute) 2015年6月4日
今回はフレンチブルドッグの珍しい毛色「ハニーパイド」について調べてみました。
飼う子を選ぶということは、家族になったフレンチブルドッグを早い時期に失わない為にも、本当に大切なことですね。
あなたが愛犬と長く、楽しい思い出を積み重ねていけますように!