フレンチブルドッグのように、顔がぺちゃんこで首が短い犬種を短頭種と言います。

短頭種は他の犬種と比べると呼吸が荒く、ゼイゼイ言ってたり鼻をブシュブシュ鳴らしていたりします。

犬は普通、人間のように体全体から汗をかいて温度調節をするのではなく、肉球からのみ汗をかき、舌を出して温度調節をしています。

ただし、フレンチブルドッグは通常の犬と異なり、呼吸困難を起こしやすく、自分自身で体温調節をするのが苦手な犬種です。

フレンチブルドッグを夏場に締め切ったお部屋でお留守番をさせると熱中症になりやすいのです。

また、毛が短いため寒さにも弱いです。

その為、エアコンなどで温度調節をする必要があります。

どれくらいの電気代がかかるのか、また、停電などのハプニングが起こってしまった場合の対処方法について考えてみましょう。

フレンチブルドッグの環境設定

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フレンチブルドッグを育てる室内の温度設定は、25度〜28度が適温と言われています。

フレンチブルドッグの体温は平熱は約38度と人間よりも高いため、人間にとっては少し寒いと感じたり、暑くないと感じたりしてもフレンチブルドッグにとっては肌寒い程度が適温になります。

暑さだけでなく寒さにも弱い犬種です。

夏と冬、それぞれどのような対策をすれば良いのか見ていきましょう。

快適な温度を保つために最適な方法

飼い主さんもお仕事や趣味で外出するなどして、一日中フレンチブルドッグを見ておくことは難しいですよね。

お仕事されていると、12時間留守にしているという事は普通にあるのではないでしょうか。

窓を開けっ放しにして家を出る事は物騒ですし、窓を開けても熱がこもって暑かったりします。

冬はヒーターだと火事になる危険性があります。

エアコンなら冷暖房両方使えますので、やはりフレンチブルドッグのためにはエアコンは必須になってきます。

もし余裕があるなら夏は扇風機を一緒に回した方が空気の循環が良くなりより快適になります。

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フレンチブルドッグにかかる電気代

機種にもよりますが、155〜1150Wと書かれているエアコンで8畳〜12畳のお部屋を12時間冷房をつけっぱなしにした場合、一日大体62円程です。

1ヶ月だと約1860円になりますね。

冬場だと一日約83円で1ヶ月約2490円くらいです。

暖房の方が少し高めです。

停電が起こった時の備え

愛犬がよく玄関のタイルの上やお風呂場で寝ている姿を見かけることはありませんか?

タイルや石材の上はひんやりしていて温度調節にはもってこいです。

最近では犬用の保冷剤が入った座布団がありますが、警戒してその上で寝てくれることは少ないです。

大理石のタイルだと部屋に熱がこもって暑くなっていたとしてもひんやりしています。

停電時のハプニングが起こったとしても、石の上だと安心するようですので、夏は大理石のタイルを数枚敷いておいてあげると良いです。

冬場だと毛布を多めに置いておいてあげると良いです。

まとめ

フレンチブルドッグが鼻をブヒブヒいわせているのは呼吸を整えようとしているからです。

これは暑くなると激しくなり、この呼吸時に筋肉を動かすエネルギーがさらに体温を上昇させ悪循環となるようです。

夏場はできるだけゲージに入れないようにしたり、ゲージに入れる場合は窓側の日があたる付近には絶対に設置しないなどの工夫が必要です。

また、興奮させないことも呼吸困難防止につながります。

とにかくフレンチブルドッグはリラックスして過ごさせてあげることが大切です。

人間以上にセレブな生活をさせてあげる事になりますね。

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