フレンチブルドッグは小型犬に分類されますが、闘犬の血をひいているためかなりがっしりした体格をしています。
体重も他の小型犬と比べるとだいぶ重いので、初めてフレンチブルドッグを飼う方は餌の量などで迷うこともあるかと思います。
ここでは、フレンチブルドッグの餌の量や回数についてご紹介します。
目次
フレンチブルドッグの餌の量はどれくらい?
フレンチブルドッグは食欲旺盛ですが、その特徴的な体格から消化器官が他の犬種と比べてとても短く、消化不良を起こしやすい犬種です。
食べすぎるとすぐに嘔吐や下痢を起こしてしまいます。
フレンチブルドッグの健康を守るためにも、その子に合った餌の量を探してあげましょう。
パッケージの記載量を目安に量を決める
ドッグフードのパッケージには、大まかな給餌量が記載されていると思います。
この量を目安に、飼っているフレンチブルドッグの状態、運動量などを考えて与える量を決めていくといいと思います。
体重から割り出し、餌の量を決める
フレンチブルドッグの餌の量は、体重の2.5%の量が適量と言われているようです。
カロリーで言うと、1㎏あたり50~110カロリーを目安に餌の量を決めるといいようです。
子犬の時期の餌の量は?
子犬の時期の餌の量も、パッケージに記載されているものを目安に与えるといいようですが、さらにフンの状態にも注意するようにしましょう。
フンが柔らかい場合は食べすぎなので、餌の量を減らすようにします。
逆にフンが硬い場合は餌の量が少ないので、餌を増やしてあげるようにしましょう。
ちなみに、ちょうどいいフンの硬さは、耳たぶの硬さくらいだそうです。
フレンチブルドッグの餌の回数は?
フレンチブルドッグの餌の回数は、お迎えしてすぐの4か月頃までは、1日3~4回に分けて与えます。
このころは、餌をお湯やミルクでふやかしてから与えるようにしましょう。
4か月を過ぎた辺りから、ドライフードの場合は硬い餌に少しずつ慣れさせ、回数も2回に減らしていきます。
これ以降、基本の餌の回数は1日2回でいいようです。
8歳以降のシニア犬の場合
8歳以降のシニア期に入ると、消化機能や噛む力が衰えてきます。
1回に多くの量を食べられないような場合は、1回の量を減らし、その分回数を増やしてあげるといいようです。
まとめ
フレンチブルドッグの餌の量は、パッケージに記載されている量や、体重から割り出した量を基本にし、愛犬の体調を見ながらベストな量を探すようにしましょう。
餌の回数は、基本的には1日2回ですが、子犬の時期やシニア期など、一度に食べられる量が少ない場合、餌の回数を増やしてあげるといいようです。
餌を食べて嘔吐や下痢をしないよう、愛犬にぴったりの量を見つけてあげてくださいね。